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【歯科医師向け】アジア人の奥歯むし歯治療でどの素材が長持ちしやすいか?|臼歯部修復の材料選択と長期予後の考え方
奥歯のむし歯治療で「どの素材が一番長持ちしますか?」と聞かれることは少なくありません。このコラムでは、ジルコニアインレー・e.maxインレー・CAD/CAMハイブリッドレジンインレー・直接コンポジットレジン修復について、アジア人を含む臨床研究データを踏まえて5年・10年の予後と材料選択の考え方をまとめました。個々の患者さんのリスクや咬合状態に応じた選択が大切である点も解説しています。

三木雄斗
12月10日読了時間: 12分


【歯科医師向け】歯肉縁下マージンでも歯を残せるか?|直接CR修復の予後とDME・歯冠長延長術の考え方
深い隣接面カリエスで歯肉縁下にマージンが入り込むと、「このまま直接CRで良いのか」「DMEや歯冠長延長術に踏み切るべきか」と悩む場面が増えます。本記事では、歯肉縁下マージンを有する直接CR修復の予後について、ディープマージンエレベーション(DME)や外科的歯冠長延長術との比較、生物学的幅径・歯周組織への影響、ケースセレクションの考え方まで、一般開業医が明日からの診療で判断しやすくなるよう整理しました。

三木雄斗
11月30日読了時間: 16分


1液性と2液性の違いを臨床視点で整理|接着修復の「簡便性と耐久性」をどう選ぶか
1液性(シングルボトル)と2液性(マルチステップ)のボンディングを、材料科学と臨床成績の両面から比較。短中期・長期の保持率、辺縁封鎖性、術後知覚過敏の知見を整理し、選択的エナメルエッチングや擦り込み塗布・十分なエアブローなど実用的な手技の勘所を提示します。症例や方針に応じた合理的な使い分けで、患者さんの長期安定を目指します。—坂寄歯科医院(取手市・藤代)/TEL:0297-82-4160/Web予約可。

三木雄斗
11月15日読了時間: 10分


ダイレクトボンディング|右上小臼歯の隣接面う蝕を再治療(上顎小臼歯・30代男性)
右上小臼歯の隣接面う蝕を、ラバーダム防湿下でダイレクトボンディングにて再治療。縁下部位を含むため接着環境に配慮し、見た目と清掃性、しみへの対策を心がけました。

三木雄斗
11月10日読了時間: 8分


【歯科医師向け】セレクティブエナメルエッチング(SEE)によるCR修復の臨床的有用性と実装ポイント
セレクティブエナメルエッチング(SEE)は、エナメル質のみにリン酸処理を行い、その後ユニバーサル接着を適用する手技です。NCCLや臼歯部Ⅰ・Ⅱ級、審美要求の高い前歯部で、有用性を示す研究が増えています。本記事ではメタ解析・RCTの知見を踏まえ、適応と限界、術後知覚過敏への配慮、器材とステップ、院内標準化の勘所までを簡潔に整理。医療広告ガイドラインに配慮し、過度な効果保証を避けつつ、臨床で実装しやすい要点を提示します。

三木雄斗
11月5日読了時間: 11分


【歯科医師向け】直接法CR充填における防湿法の臨床指針:エビデンス整理
直接法コンポジットレジン修復の鍵は「質の高い防湿」です。本稿は、ラバーダムと簡易防湿の臨床成績を比較した代表的研究を整理し、症例のリスク(部位・汚染可能性・患者さんの協力度・術者の技量)に応じた選択基準を示します。臼歯部II級など高リスクではラバーダムを基本に、前歯部V級や小児の時間制約下では適切な簡易防湿が代替となり得る根拠も解説。院内標準化のポイントや患者さんへの説明要点まで、医療広告ガイドラインに配慮した実務的な指針です。

三木雄斗
10月25日読了時間: 9分


【歯科医師向け】Giomerの臨床エビデンスと実践的活用法|取手市の坂寄歯科医院が解説
GiomerはS-PRGフィラーを含むコンポジットレジンで、フッ化物などのイオン放出により歯質強化・抗菌・プラーク抑制が期待されます。本稿では臨床研究の要点を整理し、二次う蝕予防の根拠の現状、歯頸部病変や根面う蝕での適応、隣接面や歯肉縁下マージンなどプラークが集まりやすい部位での選択的応用、接着・研磨・重合の実装ポイント、審美領域での使い分け、限界と課題を端的に解説。坂寄歯科医院の実践指針も提示します。

三木雄斗
9月25日読了時間: 9分
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