現在ほかの歯科医院に通院中の方へ
(紹介状のお願い)
すでにほかの歯科医院を「かかりつけ」として定期的に受診している患者さんから、
「むし歯の治療だけ坂寄歯科医院で受けたい」というご相談をいただくことがあります。
当院では、かかりつけ歯科をそのまま継続したまま、むし歯治療のみ当院で行う場合には紹介状をお願いしています。
一方で、転院(かかりつけを当院に変更)される場合には、紹介状は必須ではありません。
以下のQ&Aでくわしくご説明します。

Q1. かかりつけ歯科が別にあります。むし歯の治療だけ坂寄歯科医院で受けることはできますか?
A. 可能ですが、原則として紹介状をご持参いただくことを条件としています。
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かかりつけの先生と情報を共有せずに、むし歯だけ別の医院で治療すると、
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同じ歯に対して異なる方針の治療が重なる
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全体の治療計画が分断される
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などのリスクが高くなります。
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紹介状があれば、かかりつけの先生の方針を尊重しながら、当院での治療内容を調整できます。
Q2. なぜ「かかりつけを続けたままむし歯だけ受診」の場合に紹介状が必要なのですか?
A. 理由は主に次の3つです。
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これまでの治療内容や計画を把握し、方針の食い違いや部位間違いを避けるため
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同じ歯・同じ部位を別々の医院で治療してしまうことで、歯や歯周組織へのダメージを増やさないため
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医院同士で情報共有を行い、患者さんにとって一番筋の通った治療計画にするため
Q3. 転院して、坂寄歯科医院を新しいかかりつけにしたい場合も紹介状は必要ですか?
A. 転院の場合、紹介状は「あると望ましい」ですが「必須ではありません」。
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紹介状があれば、過去の治療内容やレントゲン、使用材料などが分かりやすく、診断がスムーズになります。
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しかし、さまざまな事情で紹介状をお願いしづらい場合もあると思いますので、転院に限っては紹介状なしでも受け入れています。
Q4. 紹介状がないと、むし歯の治療はまったく受けられませんか?
A. 原則として、「かかりつけ継続+当院でむし歯治療のみ」の場合は紹介状をお願いしています。
ただし、強い痛みや腫れがあるなど緊急性が高い場合は、
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応急処置のみ行う
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かかりつけの先生に連絡をとったうえで本格的な治療を検討する
など、個別に対応します。まずはお電話や問い合わせで症状とご希望をお伝えください。
Q5. どうやって紹介状をお願いすればいいですか?
A. 現在通院中の歯科医院で、次のようにお話しいただくとスムーズです。
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「むし歯治療について、坂寄歯科医院で一度相談したいので紹介状を書いてください。」
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「かかりつけは今後も先生のところで続けたいのですが、特定の歯だけ別の医院で診てもらいたいです。」
かかりつけの先生と当院の両方にとって、そして何より患者さんご自身にとって、無理のない形で治療を進められるよう配慮します。
Q6. 紹介状がある場合とない場合で、治療内容は変わりますか?
A. 治療の質そのものが変わることはありません。
しかし、紹介状がある方が、診断・治療計画の精度が上がりやすく、重複検査も減らせる
という意味で、患者さんの負担・医療費軽減につながります。