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執筆者の写真三木雄斗

コンポジットレジン


こんにちは。

最近とうとう日が落ちた後も気温が高くなってきましたね・・・。

日中外に出ない仕事をしているので、私は年々気温の変化に弱くなってきている気がします。

・・・決して体型だけの問題ではないと思いたい・・・(笑)

さて、では今日は保険適用の治療であるコンポジットレジンの症例を載せていきたいと思います。

まずは術前ですね。

咬む力の加わらない外側に器用に金属が詰められており、噛む力の加わる噛む面に保険のコンポジットレジンが詰められています。

その下が黒っぽいのが分かると思います。

詰め物だけ外してみると、所々黒く、柔らかくなっており、 虫歯になっているのが分かりやすい状況でした。

で、虫歯を取り切った状態がこちらです。

写真での影で分かると思いますが、結構深かったです。

ただ、咬頭(かみ合わせの一番強くかかる場所)は全て残存しており、歯としてはしっかりと残せています。

元々材料説明を行っており、その際に「可能な限り保険のコンポジットレジンで」とのことでしたので、元の材料と同じコンポジットレジンで詰めさせていただきました。

術後の写真がこちらです。

やはりダイレクトボンディングのように裂溝(歯の溝)をステイン(着色剤)で着色して作るわけではないので、不自然な仕上がりになりますね。

(とはいっても、一般の方が遠めに見る分には気付かれないとは思いますが・・・)

術前術後の比較がこちらです。

元々最初に書いた通り、コンポジットレジンで治療されていたのですが、保険制度というものは左のように平坦な感じに詰めても、今回私が詰めたように段差を再現して詰めても同じ金額になります。

どちらが良いというわけではありませんが・・・

少なくとも私は自分で治療されるのであればある程度の形態の回復はして頂きたいと思いますので、いつもこんな感じで段差を付けて治しています。

コンポジットレジンという治療法は現在多くの歯科医院で行われていますが、実は非常に奥が深く先生によって治療の仕方はもちろん、コンポジットレジンで治せるかどうか、どれだけ持つかも大きく変わってきます。

保険で治療するにしても、自費で治療するにしても、歯科医院選びが何よりも大切という事ですね(;^_^A

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