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型取りをせずに奥歯のむし歯を治療|ダイレクトボンディング症例(右上6・30代女性)
古いプラスチックが割れてしまい、尚且つ下に隠れたむし歯が見つかった右上6を、歯をできるだけ残すことを優先してダイレクトボンディングで再治療した症例です。ラバーダム防湿下でむし歯のみを丁寧に取り除き、噛み合わせと見た目の自然さに配慮して形態を整えています。

三木雄斗
3 日前読了時間: 9分


【歯科医師向け】直接法CR充填における防湿法の臨床指針:エビデンス整理
直接法コンポジットレジン修復の鍵は「質の高い防湿」です。本稿は、ラバーダムと簡易防湿の臨床成績を比較した代表的研究を整理し、症例のリスク(部位・汚染可能性・患者さんの協力度・術者の技量)に応じた選択基準を示します。臼歯部II級など高リスクではラバーダムを基本に、前歯部V級や小児の時間制約下では適切な簡易防湿が代替となり得る根拠も解説。院内標準化のポイントや患者さんへの説明要点まで、医療広告ガイドラインに配慮した実務的な指針です。

三木雄斗
10月25日読了時間: 9分


フロスが引っかかる右上4の再治療:二次う蝕に対するダイレクトボンディング症例(上顎小臼歯・30代女性)
左上4の隣接面に、歯質の1/3を超えるむし歯が見つかった30代女性の患者さんの症例です。1stトリートメントとして、健康な歯をできるだけ残す方針で最小限の削合を行い、ラバーダム防湿下でダイレクトボンディングを実施。治療時には隣の歯を傷つけないよう金属の隔壁で保護し、適切な接触点と清掃性を意識して形態を整えました。術後は周囲と自然になじむよう調整。定期検診時の研磨で艶を維持しやすくなります。費用・所要時間・リスクも記事内で透明性をもってご案内しています。

三木雄斗
10月20日読了時間: 7分


【歯科医師向け】臼歯部コンポジットレジン修復:なぜ「ただの詰め物」ではなく「歯の形態」を再現するのか?エビデンスに基づく考察
臼歯部コンポジットレジン修復において、「ただ詰める」のではなく咬頭や裂溝まで含めた解剖学的形態を再現する意義を、破折抵抗性・辺縁封鎖・二次う蝕・咬合機能・長期予後の観点から整理しました。スタンプテクニックや器具補助など再現性を高める方法、症例に応じた形態設計(過度に鋭利にしない等)の考え方、チェアタイム効率とのバランス、患者さんへの説明の要点までを実装目線で解説。臨床で迷いやすい「どこまで形を作るべきか」に、最新知見を踏まえた判断軸を提示します。

三木雄斗
10月5日読了時間: 8分
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