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  • 執筆者の写真三木雄斗

口腔内スキャナを導入しました。

こんにちは。


表題の通りですが・・・口腔内スキャナを導入しました。


以下うちで導入したiTero Element2の紹介動画です。

(動画初めて貼り付けてみましたけど、上手く貼れてなかったらすみません。)

こんな感じでお口の中の情報をスキャニングしていきます。



こちらの 画像は、対応してくれた営業マンの方の口の中をスキャンしたものです。

初めてやりましたが・・・上下の歯並びと、かみ合わせの採得が7分ほどで完了。


自費の型取りで使用しているシリコン印象と呼ばれる手法で型取りを行うのとほとんど同じ時間で、型取りの全ての工程を終えることが出来ました。


慣れるともっと早く終われそうな感じですね。


ただ・・・このiTero。


サイズが大きい。


常時設置しておくことは出来ないので、使用するときにだけ移動させて持ってくる感じになりますね。


まぁしかし、これであの患者さんがみんな苦しんでいた型取りをしないでも技工士さんに技工物を作ってもらえるようになりますね。


やり直しも簡単に出来る為、嘔吐反射などを有する方でも比較的有利になってくるかと思います。


ちなみに、口腔内スキャナーは現在まだ保険内には入っていませんので、自費診療でしか使えませんので、その点はご注意ください。


保険で導入されれば保険の方にもどんどん使っていくんですけど・・・

いつになることやら・・・。



ちなみに、従来の型取りというものは実は精度良く技工物を作るのは非常に難しいんです。


というのも、「型取りの材料が固まるときに収縮」し、「石膏によって模型に起こす際に膨張後収縮」して、技工士さんが模型を削りだす際に誤って削ってしまう事もあり・・・

そしてその後、技工士さんが金属やセラミックを作るときにまた変形が起こってしまいます。


完璧なものを仕上げるというのは非常に大変です。


だからこそ、金属やセラミックを装着する際には実際のお口の中で調整を行う必要が出てくるんです。


ところが、iTeroなどの口腔内スキャナーについては「」の中に書いている変形は生じません。


そのため、精度の高い修復物を作製しやすく出来る・・・と言われています。

まぁ注意点がいくつかあったり、気を付けるべきところが多々ありますが・・・慣れると医院で行っている処置の更なるレベルアップになります!



ちなみに、

こんな感じでかみ合わせの強さも見ることが出来る為、かみ合わせのバランスなどを判断する診査ツールとしても使えるという嬉しさです。


実際に患者さんにやってもらった感じだと型取りよりは苦しくなくて楽!ってことだったので、今後もどんどん使用していきたいと思います。


#自費診療,#口腔内スキャナー

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