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なぜ歯医者は予約制なの?意外と知らない本当の理由を歯科医が解説|取手市・坂寄歯科医院

茨城県取手市・藤代の歯医者 坂寄歯科医院のFAQ(よくあるご質問)案内用画像。木目のテーブルの上に「FAQ」と書かれた木製ブロックが置かれている様子

「歯が痛いからすぐ診てほしいのに、予約でいっぱいと言われた…」

そんな経験はありませんか?コンビニや内科クリニックは予約なしで行けるのに、なぜ歯医者だけは予約が必須なのでしょうか。今回は、この素朴な疑問について分かりやすく解説します。



結論:治療に時間がかかり、途中で止められないから


歯科治療は1人あたり20分〜1時間以上かかることが普通で、しかも途中で中断できない処置が多いのが特徴です。

内科なら1人5分程度で診察し後は看護師などコメディカルに依頼することができますが、歯科では1時間に2〜3人しか診られません。

予約なしで患者さんが次々来たら、待合室が大混雑してしまうのです。




昔の歯医者は予約不要だった!?


実は、1960〜70年代の日本では歯医者に予約制はありませんでした

当時は虫歯が激増した「むし歯洪水時代」で、朝6時から順番待ちの列ができ、お弁当を持参して待合室で食事しながら何時間も待つのが当たり前だったそうです。

しかし1980年代以降、歯科医院の数が増え、予防歯科も発達したことで状況が変化。

「何時間も待たせるのは患者さんにも歯科医師にも良くない」

という認識が広まり、現在の予約制が定着しました。

一応療養担当規則上、患者さんを3時間までなら待たせることは認められていますが・・・

自分が逆の立場だとするとそんなに待つなんてたまったもんじゃないですね・・・。




歯科ならではの5つの理由


取手市藤代の坂寄歯科医院が、歯科ならではの5つの理由として「処置時間の長さ」「小手術としての歯科治療」「途中で止められない工程」「レントゲンや滅菌などの準備と片付け」「1日に診られる患者数の限界」を図解で説明している画像。虫歯治療20〜30分、神経の治療1時間以上、内科の風邪診察5分程度という時間の違いや、歯科は外科処置に近く予約制が必要であることを、時計や診療チェア、棒グラフでわかりやすく比較している。取手市藤代の歯医者・坂寄歯科医院(公式サイト:https://www.fujishiro-dental.com/  、電話:0297-82-4160、Web予約:https://reserve.dental/web/1bb91f-558/home)による、歯医者が予約制である理由を解説する一般向けブログ用イラスト。

1. 処置時間が長く、個人差が大きい

  • 虫歯1本の治療:20〜30分

  • 神経の治療:1時間以上

  • 内科の風邪診察:5分程度

処置内容によって必要時間が大きく異なるため、事前に計画を立てる必要があります。


2. 小さな手術と同じ

歯科で行われる処置の大部分は外科処置で、小手術です。

歯を削ったりするのもそうですね。

歯科医師は患者さん一人にかかりきりになるため、内科のように複数の患者さんを同時に診ることができません。


3. 途中で止められない工程が多い

例えば虫歯を削って詰める際、接着操作などは一度始めたら中断できません。

予約なしで次々患者さんが来ると、治療中の人を待たせることになってしまいます。


4. 準備と片付けに時間がかかる

レントゲン撮影の準備、器具の滅菌消毒、技工物(入れ歯や被せ物)の発注など、患者さんごとに細かな準備が必要です。

なにせ外科処置ですからね。

なんの準備もなくOpeに入る医師は居ないのは医療ドラマなどをみて想像がつきますよね?

歯科もそうなんです。


5. 結果的に1日に診られる患者数が限られる

  • 歯科:1日10〜25人程度

  • 内科:1日40〜50人程度

(治療用椅子3台・歯科医師1名・歯科衛生士2名の当院を想定しています。)

物理的に、歯科は内科の半分以下しか患者さんを診られないのです。




患者さんにとってのメリット


取手市藤代の坂寄歯科医院が、予約制による患者さんのメリットを「待ち時間が短い(約87%の歯科医院で20分以内に診療開始)」「丁寧な説明が受けられる」「感染対策がしやすい」「治療計画が立てやすい」の4項目で説明しているチェックリスト風イラスト。時計やカレンダー、診療チェア、消毒アイコンなどを用いて、歯医者の予約制が患者さんの安心・安全な通院につながることをわかりやすく表現した一般向け解説画像。取手市藤代の歯医者・坂寄歯科医院(公式サイト:https://www.fujishiro-dental.com/  、電話:0297-82-4160、Web予約:https://reserve.dental/web/1bb91f-558/home)による、予約制歯科医院のメリットを紹介するブログ用イラスト。
予約制は実は患者さんのためのシステムです。

待ち時間が短い:約87%の歯科医院で20分以内に診療開始

丁寧な説明が受けられる:治療方針やケア方法をしっかり相談できる

感染対策が万全:待合室の混雑を避け、器具の消毒時間も確保

治療計画が立てやすい:「あと何回で終わるか」が分かって安心



深刻な「無断キャンセル」問題


残念ながら、歯科医院では予約の10〜15%がキャンセルになり、そのうち半分は無断キャンセルだと言われています。

予約枠はその患者さんのために確保されているため、無断キャンセルが起きると:

  • その時間が完全に無駄になる

  • 準備した器具や材料も無駄に

  • 本当に困っている他の患者さんが診られない

予約を守ることは、自分だけでなく他の患者さんのためにもなります。

都合が悪くなったら、できるだけ早めに連絡しましょう。

当院はキャンセルポリシーを作っておりますので、通院予定の方はご確認ください。




海外と日本の違い


欧米では定期検診(半年〜1年ごと)を予約して受診する習慣が定着しています。

治療費が高額(数十万円も珍しくない)なため、「歯を悪くしないように」という意識が高いのです。

一方、日本は保険診療で安価に治療できる反面、「また悪くなったら治せばいい」と考える人も。

しかし最近は8020運動(80歳で20本の歯を残そう)などの影響で、予防歯科の意識が高まっており、定期的に歯科を受診しておこうという人が増えてきています。




急患はどうなるの?


「予約制だと急な痛みに対応してもらえないのでは?」という心配は不要です。

多くの歯科医院は「急患随時受付」としており、痛みがひどい場合は予約患者さんの合間に応急処置を行います。

ただし混雑状況によっては待ち時間が発生したり、応急処置のみになることもあります。

当院においては予約患者さん最優先。

次点で現在通院中(定期検診を含む)の患者さんを優先となっておりますので、急患初診の方の待ち時間が3時間を超えかねない場合はお断りさせていただくこともあります。




まとめ:予約制は「患者さんのため」のシステム


歯科医院の予約制は:

  • 患者さん一人ひとりに十分な時間と質の高い治療を提供するため

  • 待ち時間を短縮し、安心して治療を受けてもらうため

  • 限られた医療資源を効率的に使うため

の仕組みです。

今後はオンライン予約やリマインド機能など、さらに便利なシステムが普及していくでしょう。

歯医者に行く際は予約時間を守り、変更が必要なときは早めに連絡を。

それが、あなた自身のスムーズな治療と、他の患者さんのためにもなるのです。


歯の健康は全身の健康につながります。痛くなる前に、定期的に歯科検診を受けましょう!

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