Tongue Posture & MFT
舌の位置を整えることは、あごの成長と正しい歯並びの土台づくりにつながります。
What is it?
通常、舌は口を閉じているときに上あご(口蓋)全体に軽く貼りついているのが正しい状態です。低位舌とは、舌が口蓋から離れて下方に落ちている状態を指します。
舌は上あごの成長を内側から支える役割があります。低位舌になると上あごへの刺激が不足し、上あごの横幅が狭くなる・歯が並ぶスペースが不足するといった問題が起こりやすくなります。
また、低位舌のお子さまは口が開きやすく、口呼吸が習慣化しがちです。口呼吸は口腔内の乾燥やむし歯リスクの増加、さらには反対咬合や開咬などの不正咬合にもつながります。
Effects
Training
「あー」「いー」「うー」「べー」と大きく口を動かす体操です。1日30セットを目安に行います。口周りの筋肉と舌の筋力を同時に鍛え、口呼吸から鼻呼吸への改善が期待できます。
ガムを舌の上で丸め、口蓋に押し付ける練習です。舌を上あごに持ち上げる力を養います。砂糖不使用のガムを使い、左右均等に噛むことも意識します。
舌全体を上あごに吸い付けて「ポン」と鳴らすトレーニングです。舌を持ち上げる筋力と、口蓋に密着させる感覚を身につけます。楽しく取り組めるため、小さなお子さまにも適しています。
トレーニングは当院で正しいやり方をお伝えしたうえで、ご家庭で毎日継続していただきます。
定期的な来院で進捗を確認し、必要に応じて内容を調整します。
FAQ
舌の先端が上の前歯の少し後ろ(スポットと呼ばれる位置)に軽く触れ、舌全体が上あご(口蓋)に貼りついている状態が正しい位置です。お子さまに「上あごに舌をぺたっとつけてみて」と声をかけて確認してみてください。
あいうべ体操のような簡単なトレーニングは幼稚園のお子さまからでも始められます。本格的なMFTは指示を理解できる5〜6歳頃から取り組むことが多いです。早めにご相談いただくことで、お子さまに合ったタイミングをご提案できます。
はい、MFTは家庭で毎日取り組むことが大切です。当院で正しいやり方をお伝えし、ご自宅で継続していただきます。定期的に来院いただき、進捗の確認とトレーニング内容の調整を行います。
お子さまの年齢や状態によって異なりますが、毎日トレーニングを続けた場合、数か月で舌の位置や口呼吸に変化が見られることが多いです。習慣として定着させるには半年〜1年程度の継続が目安です。