Eating & Chewing
前歯で噛み切り、奥歯でしっかり噛む。毎日の食事があごの成長を促します。
Why Biting Matters
前歯で食べ物を噛み切る動作は、上あごの骨(上顎骨)に成長の刺激を与える重要な役割を担っています。柔らかいものばかり食べていると、この刺激が不足し、あごの幅が狭くなって歯が並ぶスペースが不足しがちです。
また、前歯を使うことで口輪筋(口の周りの筋肉)が発達し、口を閉じる力が強くなります。口輪筋が弱いと口が開きやすくなり、口呼吸の原因にもなります。
Food Ideas
食材を小さく切りすぎると、前歯で噛み切る機会がなくなります。お子さまが自分の前歯で噛み切れるサイズで提供しましょう。
にんじん・きゅうり・大根などのスティック状の野菜は、前歯で噛み切る練習に適しています。おやつとしても取り入れやすい食材です。
骨付きの鶏肉や大きめに切った肉は、前歯で噛み切り、奥歯でしっかり噛む動作が自然に生まれます。
リンゴやなしを皮ごと・大きめのくし切りで食べると、前歯の咬断力が鍛えられます。皮をむかずにそのまま食べる習慣をつけましょう。
Prevent Washing Down
食事中に頻繁に飲み物を飲むと、食べ物を十分に噛まずに流し込む癖がつきます。これではあごの発育に必要な咀嚼刺激が不足してしまいます。
食事中の飲み物は控えめにし、口の中の食べ物をしっかり噛んで唾液と混ぜてから飲み込むようにしましょう。飲み物は食事の最初・最後、または口の中が空のときに飲むのがおすすめです。
Posture
食事中の姿勢は噛む力に直結します。正しい姿勢で食べることで、しっかり噛む力が発揮できます。
FAQ
柔らかい食事ばかりが続くと、噛む力やあごの発育が不十分になる可能性があります。年齢に応じて、前歯で噛み切る・奥歯でしっかり噛む練習ができる食材を取り入れることが大切です。
乳歯の奥歯が生えそろう3歳頃から、徐々に噛みごたえのある食材を取り入れることができます。最初は野菜スティックなど適度な硬さのものから始め、年齢に合わせて段階的に進めましょう。
足裏が床や足台にしっかりついていると、体幹が安定して噛む力が発揮しやすくなります。足がぶらぶらした状態では噛む力が弱くなり、丸飲みや流し込み食べにつながります。
食事中の飲み物は最小限にし、食べ物をしっかり噛んでから飲み込む習慣をつけましょう。飲み物は食事の最初と最後、または口の中が空になったときに飲むようにすると改善しやすいです。