ICON Treatment

ICON治療とは(ホワイトスポット・初期虫歯の低侵襲治療)

削らずにホワイトスポット・初期虫歯を改善する治療法をご紹介します。

ICON治療とは:ICON(アイコン)は、歯を削らずにホワイトスポット(白い斑点)や初期虫歯を改善する低侵襲治療法です。浸潤樹脂(レジン)をエナメル質内部に浸透させることで、白濁を目立たなくし、初期虫歯の進行を封鎖します。従来の治療のように健全な歯質を削る必要がないのが最大の特徴です。

About ICON

ICON治療とは

ホワイトスポットとは、歯の表面に現れる白い斑点のことです。脱灰(酸による歯質の溶解)や、歯の形成時期の問題などが原因で生じます。見た目が気になるものの、従来はコンポジットレジン充填やラミネートベニアなど、歯を削る方法しかありませんでした。

ICON治療では、15%塩酸でエナメル質の表層を微量(0.01〜0.05mm)だけ処理し、そこから浸潤樹脂をエナメル質の内部まで浸透させます。これにより白濁が改善され、初期虫歯の進行も封鎖できます。

歯を実質的に「削らない」唯一のホワイトスポット治療法であり、海外では10年以上の追跡データで良好な結果が報告されています。

安全性について:15%塩酸を使用するため、ラバーダム(防湿シート)による歯ぐきの保護が不可欠です。当院ではラバーダムを確実に装着した上で処置を行います。

Indication

向いているケース・向いていないケース

向いているケース

  • 歯の表面のホワイトスポット(白い斑点)が気になる方
  • 初期虫歯(CO〜C1)の進行を防ぎたい方
  • できるだけ歯を削りたくない方
  • 矯正治療後に白い斑点ができた方

向いていないケース

  • 虫歯が象牙質まで進行している場合(C2以上)
  • ホワイトスポットが深い層にまで及んでいる場合
  • 歯の形態そのものを変えたい場合
  • 変色の原因がエナメル質の脱灰以外(テトラサイクリン着色など)の場合
正直にお伝えすると:ICONだけでは改善しきれないケースもあります。その場合は、ICONで白濁を減らした後にダイレクトボンディングで残りを補う方法をとることで、歯を削る量を最小限に抑えられます。当院ではこの追加処置に追加費用はかかりません。

Flow

治療の流れ

治療直後について:処置直後は歯が乾燥した状態のため、ホワイトスポットが一時的に目立つことがあります。1週間ほどで歯が再水和し、本来の色調に落ち着きます。

Our Approach

当院での適応判断の考え方

ICON治療は術者の技術に大きく左右される繊細な治療です。当院では複数のICON症例を経験する中で、改善するケースと改善しきれないケースの判断基準を蓄積してきました。

初診時にホワイトスポットの状態を丁寧に診査し、ICONの適応か、ダイレクトボンディングの方が適しているか、あるいは両方を組み合わせるかを正直にお伝えします。

「削らない」ことを最優先に考えつつも、改善が見込めない場合には無理にICONを勧めることはしません。患者さんにとって最善の結果が得られる方法をご提案します。

FAQ

よくあるご質問

ICON治療は保険適用ですか?+
いいえ、ICON治療は自費診療です。当院での費用は1歯あたり44,000〜50,000円です。ICONだけで改善しきれなかった場合に追加でダイレクトボンディングを行う際も、追加費用なしで対応しています。
ICON治療の効果は永続しますか?+
海外では10年以上の追跡データが報告されており、良好な結果が得られています。ただし比較的新しい治療法のため、国内での超長期データはまだ蓄積途上です。定期的なメンテナンスで経過を確認することをおすすめします。
ホワイトスポットはICON治療で全部治りますか?+
ホワイトスポットの原因や深さにより改善の度合いは異なります。完全に消失するケースもあれば、薄く残るケースもあります。改善しきれない部分はダイレクトボンディングで補うことで、歯を削る量を最小限に抑えつつ審美改善が可能です。
ICON治療の費用はどのくらいですか?+
当院では1歯あたり44,000〜50,000円(税込)です。ICONだけで改善しきれなかった場合の追加ダイレクトボンディングは同一費用内で行います。詳しくはお問い合わせください。

この記事の監修

三木 雄斗(坂寄歯科医院 院長・歯科医師)

ダイレクトボンディング 歯科医師向けセミナー講師 / 院長プロフィール

Reservation

ご予約・ご相談

ホワイトスポットや初期虫歯でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。ICONの適応かどうかも含めて丁寧にご説明します。

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