Endodontics

精密根管治療(マイクロスコープ使用)

歯の根の治療を、マイクロスコープ・ラバーダムを使用して丁寧に行います。
できるだけ歯を残すための根管治療について、費用・リスク・回数を含めて説明します。

What is Endodontics

根管治療とは

根管治療とは、歯の根の中にある神経や血管(歯髄)が虫歯や外傷によって感染・壊死した際に、根管内を丁寧に清掃・消毒・充填する治療です。

適切な根管治療を行うことで、抜歯を回避し歯を残せる可能性があります。根管は細く複雑な形状をしているため、精密な処置が求められます。当院ではマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)とラバーダム防湿を使用して治療を行っています。

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マイクロスコープ使用

拡大視野で根管内を確認しながら処置。肉眼では見えない細部への対応が可能になります。

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ラバーダム防湿

治療部位を口腔内の唾液から隔離することで、感染予防と清潔な環境での処置を行います。

十分な治療時間

一回あたりの治療時間を確保し、丁寧な処置を心がけています。

Comparison

保険根管治療との違いについて

保険・自費それぞれに特徴があります。どちらが適切かは症例・状態によって異なります。

項目 保険根管治療 自費根管治療(当院)
費用 3割負担(数千円〜1万円程度) 80,000〜140,000円(税込)
使用機器 肉眼またはルーペ マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)
防湿 医院により異なる ラバーダム使用
使用ファイル ステンレスファイル等 ニッケルチタンファイル等
1回の治療時間 短い場合がある 60〜90分程度確保
充填材料 保険で認められた材料 MTAセメント等も使用可能

※上記は一般的な比較であり、すべての医院・症例に当てはまるものではありません。保険治療も適切に行えば有効な治療です。自費治療が必ずしも結果を保証するものではありません。

Fee & Information

費用・リスク・治療期間

費用(自費)

精密根管治療(歯1本あたり)

80,000〜140,000円

税込 / 歯の位置・根管数・症例難易度により異なります

  • ・前歯(根管1〜2本):80,000〜100,000円
  • ・小臼歯(根管1〜2本):90,000〜110,000円
  • ・大臼歯(根管3〜4本):110,000〜140,000円
  • ・別途:最終被せ物(クラウン等)の費用が必要
  • ・医療費控除の対象となります

治療回数・期間の目安

初回根管治療 3〜5回程度
(1〜2ヶ月)
再根管治療
(やり直し)
5〜8回程度
(2〜3ヶ月)
1回の時間 60〜90分
最終補綴まで 根管充填後
さらに1〜2ヶ月

※症例の難易度・感染の程度によって大きく異なります。

リスク・副作用について(必ずお読みください)

根管治療には以下のリスク・副作用が伴います。治療前に十分ご確認ください。

  • ・治療後に一時的な痛み・違和感・腫れが生じることがあります(多くは数日〜1週間で落ち着きます)
  • ・根管内の器具(ファイル)が折断するリスクがあります(まれですが、そのまま経過観察になる場合があります)
  • ・根管の穿孔(パーフォレーション)が起きる可能性があります
  • ・治療後も感染が残り、追加治療や抜歯が必要になる場合があります
  • ・根管治療が成功しても、歯が割れるなどで最終的に抜歯が必要になる場合があります
  • ・根管の見落とし(MB2等の副根管)が生じる可能性があります
  • ・治療の成否は必ず保証できるものではありません
  • ・根管充填後に最終補綴物(クラウン等)が必要になり、別途費用がかかります

Treatment Flow

治療の流れ

1

初診・検査・診断

レントゲン・CT(必要に応じて)・視診・打診等で歯の状態を確認します。根管治療が適応かどうか、保険・自費の選択肢についてご説明します。

2

ラバーダム装着・マイクロスコープ下で根管開拡

ラバーダムで治療歯を隔離し、マイクロスコープで確認しながら根管へのアクセスを確保します。

3

根管内の清掃・形成・洗浄

ニッケルチタンファイル等を使用して根管内を形成し、次亜塩素酸ナトリウム液等で洗浄・消毒します。複数回にわたって行う場合があります。

4

根管充填

根管内が清潔な状態になったら、充填材(ガッタパーチャ・MTAセメント等)で根管を封鎖します。

5

最終補綴・被せ物

根管充填後、歯の状態が安定したら被せ物(クラウン等)を装着します。被せ物の費用は根管治療費とは別途かかります。

FAQ

よくあるご質問

根管治療は痛いですか?+
局所麻酔を使用して治療を行いますので、治療中の痛みは最小限になるよう努めています。治療後に一時的な痛み・違和感が生じることがありますが、多くは数日〜1週間程度で落ち着きます。症状が強い場合はご連絡ください。
マイクロスコープを使えば必ず歯を残せますか?+
マイクロスコープは根管内の確認精度を高める機器ですが、使用したからといって必ず歯を残せるものではありません。歯の亀裂・垂直性骨欠損・歯周病の進行状態など、根管治療だけでは解決できない問題がある場合、抜歯が必要になることがあります。診断の段階でできる限り正直にご説明します。
他院で根管治療を受けましたが、痛みが続いています。診てもらえますか?+
はい、他院での根管治療後の経過不良・再治療のご相談をお受けしています。まず検査・診断を行い、再根管治療が適応かどうかをご説明します。セカンドオピニオンのみのご相談も可能です。
保険で根管治療はできますか?+
はい、保険根管治療にも対応しています。自費と保険の違いをご説明したうえで、患者さんにご選択いただきます。症例によっては保険での対応が適している場合もあります。
根管治療後に被せ物は必ず必要ですか?+
根管治療を行った歯は、歯質が弱くなるため、多くの場合クラウン(被せ物)での保護が推奨されます。歯の残存量・部位によって判断が異なりますので、充填後の歯の状態を確認したうえでご提案します。被せ物の費用は根管治療費とは別途かかります。

根管治療のご相談はお気軽に

「歯を残したい」「他院で抜歯と言われた」という方も、まずはご相談ください。
初診で状態を確認し、最適な選択肢をご説明します。

Web予約はこちら 📞 0297-82-4160

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