Compare
「ダイレクトボンディングと普通のレジン充填って何が違うの?」
よくいただく質問に正直にお答えします。
| 比較項目 | ダイレクトボンディング(自費) | 保険CR充填(保険) |
|---|---|---|
| 使用材料 | 審美用多色積層レジン(複数色積層) | 単色〜2色レジン |
| 治療時間 | 45〜75分/歯(丁寧に施術) | 15〜30分程度 |
| 防湿処置 | ラバーダム防湿(原則) | ロールワッテのみ(多くの場合) |
| ボンディング | 2液性(接着力・耐久性が高い) | 1液性(操作が簡便) |
| 仕上がり | 天然歯に溶け込む透明感・艶 | 白いが単調になりやすい |
| 研磨仕上げ | 艶出し研磨まで徹底 | 簡易研磨 |
| 費用 | ¥50,000(税込)/歯(自費) | 3割負担で数百〜数千円 |
保険のコンポジットレジン (CR) と自費のダイレクトボンディング (DB) は、使う材料そのものの強度に大きな差はありません。違うのは接着工程の精度です。ラバーダム防湿で唾液汚染を排除し、適切な前処理・段階充填を行うことで、辺縁封鎖性 (歯と材料のすき間のなさ) が長期に保たれ、結果として「持ち」と「見た目」に違いが出ます。
どちらが「正解」というわけではなく、患者さんが治療後の見た目と耐用年数にどこまで求めるかによって境界線が変わります。院長 (三木) の運用としては、可能な範囲であれば自費 DB を選ぶほうが結果として無難であると考えていますが、これは「保険 CR が劣る」という意味ではなく、「時間と接着工程に余裕があるほうが、結果が安定しやすい」という臨床経験に基づく判断です。保険診療を選ばれた場合も、当院では同等の隔離・接着の手順で最善を尽くします。
治療後の経過観察や再相談のご希望にも継続して対応しており、修復物の経年変化やより自然な見た目を求めての再相談に来られる方には、その都度、窩洞の状態と接着面の評価に基づいて適切な対応をご提案しています。