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執筆者の写真三木雄斗

歯科金属代が保険診療に反映。ようやく黒字化。

こんにちは。


こちらの記事でも記載しましたが、


半年ほど前、歯科の金属が急速に高騰したため、保険診療でその金属を使用するとどうやっても赤字になる状態になってしまっていました。


そのため、今まで使用していたパラジウムの使用を中止し、

CAD/CAM冠で治療できる場所はそれで、それ以外でどうしても金属を使用しなければならない場所(大きい奥歯など)では銀合金を使用していました。


が・・・


7月1日付けでパラジウムの現在の価格に沿った保険点数の改訂が入りましたので、ようやく人件費分はカバーできるようになりましたので、

また保険でも従来のパラジウムを使用することが出来るようになってきました。



まぁそもそも本来は口の中に金属は入れない方が良いんですが・・・


それでも現在保険適用で使用することが出来る材料の中ではやはりパラジウムが最も持ちが良いですからね。



4月の保険点数改訂の際には保険点数は据え置きだったため、多くの歯科医師から「保険の患者を見捨てろということか!」という怒りの声が届いたんでしょうか?


なんにせよ今後、うちの保険診療での方針としては、


前から4番目・5番目の小さい奥歯はCAD/CAM冠

6番目・7番目の大きな奥歯はパラジウム


にて治療を行っていく方向になります。



・・・この改訂でまたパラジウムの消費が増えて高騰しないことを祈っておきます・・・(笑)

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