• 三木雄斗

奥歯を白い詰め物で治療。

こんにちは。

ちょっと空き時間を利用して1月から11月までの初診の方の集計をしてみました。

総初診数:220人

市内からの来院数:155人

市外からの来院数:65人

うち県外の患者数:44人

って感じでしたね。

今年一年が終わるタイミングでより細かく集計してみます!



さて、ここ最近遠方からの初診の方や歯科医療従事者からの問い合わせが非常に増えております。

また初診数増加に伴い、急患対応も多くなってまいりましたので、再度ご案内させていただきます。


【当院での初診の取り扱いについて】

当院は現在、予約の患者さんで3~4週間先まで完全に埋まっている状況になっております。

急患の場合は、コロナ渦も相まって、可能な限りお待ちいただかないよう予約の患者さんの治療内容等を考慮し、日時を指定させていただいております。

従って、どうしても「この曜日のこの時間で」などの希望される日時が限定的な場合は通常の予約をお願いしております。


皆様お仕事や私生活がお忙しい中、3~4週間お待ちいただいた上で予約を取っていただいております。


無理に初診の方の希望に対応することで予約の患者様の治療に影響を及ぼすことは、当院が目標としている「公平公正な医療の提供」には反してしまうと考えております。


痛みがあるなどの急を要する場合は、通常の予約枠ではないため希望の時間のご案内ができかねることを予めご了承ください。

(基本的な初診時の受診の流れはこちらをご覧ください。)




さて、本日の症例写真もダイレクトボンディングについてです。

今回は東京都からの方の治療です。



では、医療法(医療広告ガイドライン)の兼ね合いで毎回書いている内容をまた今回も記載したいと思います。


ダイレクトボンディングのメリットは

・基本的には歯を最も多く残すことが出来る治療法である。

・もし一部欠けたりしても、そこだけ治療しなおすことが出来る。

・歯よりも少し柔らかい(反対側の歯が割れたりはしない)。

・金属を使用しないため、金属アレルギーは生じない。


です。


逆にデメリットとしては、

・材質的に経年劣化を起こしてくるので、後々磨き残しが溜まりやすくなる。

・強度が弱いため、割れたり欠けたりすることがある。

・保険が使えない為、高額(当院では4万円+税です)。


材質的なデメリットは非常に大きいのですが、それを考えても患者さんにお勧めできるメリットは、被せ物になるのを、5年でも10年でも先に伸ばすことが出来るという点です。


1回治療したところは必ずいつか駄目になりますが、その時に歯が残っていれば、ひょっとするとまたダイレクトボンディングで対処できるかもしれませんからね。


私は良く「歯の治療は回数券だ」と患者さんにお伝えしています。


20枚綴りの回数券を治療の度に消費していくとします。

ダイレクトボンディングは1~2枚程度しか消費しない治療法ですが、部分的な金属の詰め物は一気に3~5枚くらい消費するようなイメージで、被せ物についてはは5~10枚消費するようなイメージです。

(先生によってはインレーの段階で10枚くらい一気に行くかもしれません・・・。)


例えばダイレクトボンディングが1回の治療で5年持ったとして…クラウンと同様の5枚消費するには25年かかります。


逆にクラウンを25年以上持たせることが出来るのなら良いのかもしれませんが…それが出来る!と自信満々に答えられる歯科医師はまずいないでしょう。


もちろん先生によって考え方は違いますし、価値観も違うため患者さんがどこの医院を選び、何の材料を選ぶかは人それぞれですが…


少なくとも私が同じような状態で治療を受ける際には可能な限りはダイレクトボンディングで治療してもらいたいですね。


で、ダイレクトボンディングでは無理というサイズになってきたら、今度は被せ物(クラウン)に移行するという流れを希望すると思ってます。


また、治療とは削る量が増えれば増えるだけその難易度も増していきます。それに伴って、持つ期間としても短くなっていってしまいます。


だからこそ小さいサイズの虫歯の時点で、ダイレクトボンディングで治療する意義は非常に大きいんです。


当院は保険医療機関ですので、非常に小さい虫歯の場合は保険適用内の「コンポジットレジン修復」にて治療を行っていますので、もし精度や持ちに拘りがあるのであれば、最初から「ダイレクトボンディングを希望」とお伝えください。


先日来院されてから自費診療を希望された方がいらっしゃったのですが、保険と自費の治療ではその予約時間が大きく異なりますので、本数が制限されてしまい、来院回数が増えてしまうことがあります。


ですので、次回予約の際には「自費診療希望である旨を伝えておいていただければ幸いです。」


では術前の写真からです。


この写真の左側の歯を今回治療しました。

見た感じは特に問題は無さそうでしたが、レントゲンで見ると右の歯との間に結構大きな虫歯が出来ている状態でした。


虫歯を取りきった写真がこちらになります。



手前の歯との間に白い線があるのが分かりますかね?

これは「マイクロクラック」と言われるものになります。


歯と歯の間の虫歯はこのマイクロクラックによって生じてくると最近は言われるようになりました。

というのも、磨き残しが原因で虫歯になったのであれば、その部分と接している手前の歯も本来は虫歯になっていなければおかしいからです。

同じ時間だけ細菌に触れていたはずですからね。


またこのマイクロクラックが原因で噛んだ時に痛みが出てくるという事もあります。


なので最近歯科界ではこのマイクロクラックをどこまで除去するか、というのがしばしば話題に上がることがあります。


私は現在、

「歯の最表層にクラックが出ておらず、着色(感染)が生じていない部分は除去しない」

という考えで治療を行っております。


今後何らかのエビデンス(化学的根拠)が出るまではこのスタイルは変わらないと思います。

・・・ここらはちょっと歯科医師向けの内容になりましたね(;^_^A)



詰め終わったあとの状態がこちらになります。




細かい形態まで綺麗に再現できたかと思います。

噛み合わせの調整などもほぼ無く終了出来たので、良かったです(○´ω`○)ホクホク



そして術前術後の写真がこちらになります。



長時間の治療、お疲れさまでした!


形態的にしっかりと長く使っていただけると思います!

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