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ネクストビジョン導入しました。

執筆者の写真: 三木雄斗三木雄斗

こんにちは。


とうとう冬の感じになってきましたね!

流石の私も寒く感じるようになったので、暖房を付けることが多くなってきました。

それに伴い、体調を崩される方が多くなっているようですので、気を付けてくださいね。


特にまたコロナが猛威を振るい始めたので、マスクの着用と手洗い嗽の励行を行っていきましょう。



さて。


前回の記事に引き続き・・・


今回は念願のマイクロスコープ(正確にはちょっと違いますが・・・)を導入致しました!

ご覧の通り、非常に大きく圧迫感があります・・・。


うちが狭いので、その影響もあります。


こうなってくると医院のリフォームor建て替えを視野に入れないとですね・・・。


まぁそれは流石にまだまだ先になってくると思いますので、しばらくは皆さんにちょっと狭い思いをしていただくことになりそうです(;・∀・)




さて、この導入したマクロスコープ「ネクストビジョン」ですが、通常のマクロスコープと違うところが非常にたくさんあります。

なので、ここからは歯科医師・歯科衛生士向けになりますが、

私が使ったことがあるマイクロスコープと今回導入したネクストビジョンの違いを纏めておきたいと思います。


メリット:

・1倍刻みで倍率を変えられるのでマイクロ時代に良く感じた「あと+3倍くらいがちょうどいいのに!」ってのはなくなりました。

・離れた画面で見るので、目への負担が非常に少ない。

・レンズをのぞき込まないで良いので、ずっと同じ姿勢でいる必要が無い。

 (マイクロを使っている時は結構姿勢が固定されるので背中と腰が痛くなりました。)

・縦横無尽に鏡筒部を設定することが出来るので、マイクロではあり得ない角度で見える。

・ルーペと併用が出来る。

 (これ本当に大きいです。ただしこのメリットはサージテルユーザーに限定されるかもしれません。サージテルの場合、首を動かさずに視点を動かすだけで10倍・裸眼の切り替えができる構造なので。)

・最大倍率が80倍という高倍率!

・反転像(上下左右)をリアルタイムで見ることが出来る。

・ブルーライトを搭載しているので、蛍光性のあるレジンが見えやすくなる。

・焦点距離に大きな幅があるため、マイクロと違ってレンズが汚れづらい。

・レンズ部分をアルコールで拭けるため、メンテナンスはしやすい。

・ミラーテクニックが必須というわけではない。


デメリット:

・ちょっと離した画面で見るので、40倍くらいまで拡大してようやくマイクロ時代の12倍?程度と同じくらい。

・立体感についてはやはり画面で見るのでマイクロよりも分かりづらい。

 (元々マイクロでも立体感は掴みづらいので、そこらへんは慣れですね)

・ルーペとの併用が出来る分、マイクロへの移行がスムーズに行かない可能性がある。

 (元々使っていた人であれば大丈夫でしょうが、初めて移行する場合は結構大変かもしれません。)

・画面で見るため、モニターの遅延があると操作しづらい。

 (現在うちの使用しているモニターの応答速度:5msなので、1msとかに比べるとやはり気持ち程度のラグを感じる。が、慣れでどうとでもなるレベルです。)

・レジン重合抑制機能があるのだが、オレンジフィルム付のマイクロとかに比べると暗いため、充填時のマイクロ使用が難しい可能性が高い(最大のデメリット)


使用してみて感じた部分をばっと列挙した感じだとこんな感じですかね。




メリットデメリット、当然ありますが、コスト的に考えると非常に優秀だとは思います!


またミラーテクニックが必須になるマイクロと違って、ネクストビジョンは比較的融通が利きますので、そういう点でも、マイクロ初心者~上級者ともに使える一品かと思います。

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